血圧が気になる人の1週間セルフチェック
病院に行く前に確認したいポイント
「血圧が高いかも…」と思っても、
- すぐ病院に行くほど?
- 何日くらい様子を見ればいい?
- どんな記録があれば判断しやすい?
と、迷う方はとても多いです。
そんなときに役立つのが、
1週間の血圧セルフチェックです。
この記事では、
病院に行く前に自分でできる血圧チェック方法を、分かりやすくまとめます。
血圧は「1回の数値」では判断できない
血圧は、
- 測る時間
- 体調
- 緊張やストレス
などで簡単に変わります。
そのため、
**1回だけ高かった(低かった)**という理由で、
判断するのはおすすめできません。
大切なのは、
👉 数日〜1週間の“傾向”を見ることです。
なぜ「1週間」測るのがいいの?
1週間測ることで、
- 偶然の数値に振り回されない
- 自分の血圧のクセが分かる
- 病院で説明しやすくなる
というメリットがあります。
医師も、
1週間分の家庭血圧があると、とても判断しやすいと言われています。
1週間血圧セルフチェック|基本ルール
まずは、次の条件をそろえましょう。
測るタイミング
- 朝:起床後1時間以内
(トイレ後・朝食前・薬を飲む前) - 夜:寝る前
測り方のポイント
- 椅子に座り、1〜2分安静
- 背もたれに寄りかかる
- 腕は心臓の高さ
- 会話しない
- 毎回同じ血圧計を使う
記録のしかた(シンプルでOK)
記録は、難しくする必要はありません。
最低限、次の4つがあれば十分です。
- 日付
- 朝の血圧
- 夜の血圧
- 体調メモ(頭痛・めまい・動悸など)
手書きのメモでも、
スマホのメモでも問題ありません。
**「続けられる方法」**が一番大切です。
こんな結果が出たら、どう考える?
1週間測ってみて、次のような場合は
一度、医療機関で相談する目安になります。
- 家庭血圧が 135/85mmHg以上の日が多い
- 日による上下がとても大きい
- 朝だけ高い日が続く
- 体調不良を伴っている
逆に、
数値が安定していて、体調も問題なければ、
生活改善を続けながら様子を見る選択もあります。
「この数値、受診すべき?」と迷ったら
実際には、
- ギリギリの数値で判断がつかない
- 自分の年齢や体質に合う基準が分からない
- 病院に行くタイミングが不安
という方も多いと思います。
血圧の判断には、
**「受診した方がいいライン」と
「様子見でよいライン」**があります。
▼ その基準を、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉
「この血圧、病院に行くべき?
― 高血圧の治療目標と様子見していい基準」
セルフチェックを続けるための工夫
1週間の記録がつらい場合は、
- 使いやすい血圧計を選ぶ
- 自動で記録できるアプリを使う
- 数字を「見るだけ」にする
など、負担を減らす工夫も大切です。
最近は、
・自動で記録できる血圧計

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・スマホで管理できるアプリ
などもあり、負担を減らしたい方には便利です。
まとめ
- 血圧は1回の数値で判断しない
- 1週間の家庭血圧が判断材料になる
- 迷ったら「基準」を確認する
血圧を知ることは、
自分の体と向き合う第一歩です。
不安を抱えたままにせず、
判断できる材料をそろえることから始めてみてください。



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