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❄️冷え+むくみタイプ別のケア法

~体の中からスッキリ温める、漢方の知恵~


🌸はじめに

朝起きたときに足がパンパン、夕方になると靴がきつい…。
そんな「冷え」と「むくみ」に悩む女性、多いですよね。

冷えは血流を悪くし、むくみは水分の滞りを招きます。
そして、この2つはお互いを悪化させる「悪循環」の関係にあります。

でも安心してください。
体質を見極めて、タイプに合わせたケアをすれば、
からだはちゃんと軽く、温かく変わっていきます🌿

今回は、「冷え+むくみ」タイプを3つに分けて
おすすめの漢方と生活ケアを紹介します。


🧊タイプ①:水分がたまりやすい「水滞(すいたい)タイプ」

体の中に余分な水がたまって冷えるタイプ。
むくみ・だるさ・めまい・頭重感などが出やすく、
天気の悪い日に体調が崩れるのも特徴です。

💊おすすめの漢方

  • 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):むくみ・水太り・疲れやすさに。
  • 五苓散(ごれいさん):気圧や天候で頭痛・めまいが出る人に。
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷え・むくみ・月経トラブルを同時にケア。

☘️生活ケア

  • 冷たい飲み物を控えて、温かいスープや白湯を。
  • ふくらはぎを意識して動かす「つま先立ち運動」がおすすめ。
  • 湯船につかって、汗をかく習慣を。

💡ポイント: 「冷え=熱が足りない」ではなく、「水の巡り」が悪い場合も多いんです。


🔥タイプ②:血行が悪くて冷える「瘀血(おけつ)タイプ」

手足の先まで血が届かず、冷えてむくむタイプ。
肌がくすみがちで、肩こり・生理痛・下半身太りを感じやすい傾向があります。

💊おすすめの漢方

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血流を改善し、下半身の冷え・むくみに◎
  • 温経湯(うんけいとう):血の不足と冷えを両方ケア。
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう):便秘+おけつタイプのむくみに。

☘️生活ケア

  • 下半身を冷やさない服装を。靴下の重ねばきも効果的。
  • ウォーキングやストレッチで“血を巡らせる”時間を。
  • 生姜・シナモン・黒豆など「温め食材」を積極的に。

💡ポイント: 血の流れをよくすることで、むくみも自然に引いていきます。


🌿タイプ③:体力不足・代謝が落ちた「気虚(ききょ)タイプ」

疲れやすく、全身が冷え、むくみもなかなか取れないタイプ。
胃腸が弱く、夕方になるとぐったり…という方に多いです。

💊おすすめの漢方

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):気を補って、体全体を元気に。
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん):下半身の冷え・頻尿にも。
  • 真武湯(しんぶとう):冷え・めまい・ふらつきがある虚弱タイプに。

☘️生活ケア

  • 朝食を抜かず、温かい味噌汁で1日をスタート。
  • 睡眠のリズムを整えて、体の回復力を高めましょう。
  • 無理なダイエットや過労は禁物。

💡ポイント: 「代謝の火」を取り戻すことが、冷えもむくみも改善するカギです。


🌸タイプチェックまとめ

タイプ主な症状おすすめ漢方ケアのコツ
水滞タイプむくみ・めまい・だるさ防已黄耆湯・五苓散水分代謝を整える
瘀血タイプ冷え・くすみ・生理痛桂枝茯苓丸・温経湯血行促進・温める
気虚タイプ冷え・疲労・元気が出ない補中益気湯・八味地黄丸代謝アップ・休養

🌷まとめ

「冷え」と「むくみ」は、体の巡りが滞っているサイン。
漢方では、“気・血・水”のバランスを整えて、根本から改善していきます。

季節の変わり目や、雨の日の体調不良も、実は体の「巡りの乱れ」から。
自分のタイプを知って、無理なくケアしていくことが大切です。

自然の力で、からだを温め、軽やかに。
今日から“めぐり美人”を目指しましょう✨

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