がん検査を知って、行って健康に!
~「知らないリスク」より「知って守る力」を~
「がん検診…気になるけど、怖くて行けない」
「今のところ症状ないし、まぁ大丈夫でしょう」
そんなふうに、つい後回しにしてしまっていませんか?
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
私たちは、「知って動く」ことで、自分の命を守る力を持てるのです。
今回は、がん検査について「知る」だけでなく、「実際に行動する」ことの大切さを掘り下げながら、健康に生きるためのヒントをお届けします。
◆ がん検査を「受ける人」と「受けない人」の違い
実際、日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなる時代。
でも、早期発見できた場合の5年生存率は90%以上というがんも少なくありません。
ところが——
国の統計によると、がん検診の受診率はまだ50%程度。
つまり、半分の人は検査を受けていないのです。
その理由の多くが、「面倒」「怖い」「忙しい」「お金がかかる」「何もなければ無駄」…
でも実はそのどれもが、「命より大切な理由」にはならないはずです。
◆ あなたに関係ある検査は?
がん検査には年齢・性別によって推奨されるものがあります。特に女性に関係が深いのは以下です。
検査項目 | 対象年齢 | 方法 | ポイント |
---|---|---|---|
乳がん検査 | 40歳以上 | マンモグラフィーなど | しこりがなくても要チェック |
子宮頸がん検査 | 20歳以上 | 細胞診 | 初期は無症状がほとんど |
大腸がん検査 | 40歳以上 | 便潜血検査 | 自宅でも簡単にできる |
胃がん検査 | 50歳以上(推奨) | 胃カメラ・バリウム | ピロリ菌感染歴がある人は要注意 |
肺がん検査 | 喫煙歴がある方 | X線・喀痰細胞診 | 喫煙者以外も油断禁物 |
◆ 行ってみた人のリアルな声
◎「もし行ってなかったら…と思うとゾッとします」(60代女性)
乳がん検査で初期のしこりが見つかりました。痛くもかゆくもなかったので、本当に検査に行っていなければ…と思うと今でも怖くなります。
検査後すぐに治療が始まり、今は再発もなく元気です。
◎「行っただけで安心できた」(50代主婦)
結果は何もなかったけれど、『安心』という贈り物をもらった気持ちでした。毎年受けるようにカレンダーに予定を入れています。
◆ なぜ「今」行くことが大切なのか?
- がんは初期に症状がないことが多い
- 「自覚症状が出てから」では遅いこともある
- 受けるたびに「自分と向き合う」ことができる
「知らない=なにもない」とは限りません。
「調べた結果、何もない」ことこそが、最大の安心なのです。
◆ どうやって受けるの?お金はかかる?
✔ 自治体の検診:
お住まいの市区町村から届く案内ハガキや広報をチェック!
→ ほとんどが1000円以下で受けられます。
✔ 職場の健康診断:
がん検診はオプション扱いの場合も。事前申請で追加可能。
✔ 自費で人間ドック:
予算に合わせて内容を選べる(全身チェックも可)。
◆ 自分の行動が、誰かの健康も守る
母として、娘として、友人として。
あなたが検査を受けることで、周囲の人にも**「検査って大事なんだ」と伝わります。**
たとえば、
「今年、乳がん検診行ってきたよ」
この一言が、誰かの命を救うかもしれません。
◆ まとめ:
☑ がん検査は「命を守る行動」
☑ 受けるだけで、安心・早期発見・治療の選択肢が広がる
☑ 一人ひとりが「知って、行って健康に」なることが社会の力になる
あなたの健康は、あなた自身のためだけでなく、
あなたを大切に思う人たちの未来にもつながっています。
今年は、受けてみませんか?
がん検査を知って、行って健康に!
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