🐶犬と5分触れ合うだけで、健康に!
「最近ちょっと心が疲れてるかも…」
そんなとき、そっと寄り添ってくれる存在がいたら、どれだけ救われるでしょうか。
実は、犬とたった5分間触れ合うだけで、私たちの心と体に驚くべき健康効果があることが、最近の研究で明らかになっています。
アメリカ・ワシントン州立大学の研究チームは、学生たちを対象に「犬と触れ合うことによるストレス軽減効果」を調査しました。
その結果、たった5〜10分、犬と触れ合っただけで、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が有意に低下したのです。
驚くべきは、その効果が一過性ではなく、数時間〜翌日にも続いたという点。
「ただ撫でる」「そばに座る」「目を合わせる」といった、ほんの些細なやりとりが、心の緊張をゆるめ、自律神経を整えてくれるのです。
🐕実際の体験:犬がもたらした“心の処方箋”
東京都在住の50代女性、ミホさんは、更年期による気分の落ち込みと睡眠障害に悩んでいました。
「夜中に目が覚めることが増えて、朝も気力がわかなくて…」。
そんなとき、娘さんのすすめで保護犬の里親になりました。小さなミックス犬「リコ」との生活が始まってから、驚くほど気分が前向きになったと言います。
「朝、起きたら『リコにごはんをあげなきゃ』って、自然に体が動くんです。撫でてると心がふっと軽くなるし、夜もぐっすり眠れるようになりました」。
彼女のように、犬との触れ合いによって、心身のバランスが改善されたという声は多く聞かれます。これは「オキシトシン」というホルモンの働きが関係しており、愛情や信頼を深めるこの物質は、撫でる・見つめ合うといった行為で分泌が促進されるのです。
🐾どんな人でも「5分」でOK
「犬を飼っていないから関係ない」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。
最近では、ドッグカフェや保護犬施設などで、気軽に犬と触れ合える場所が増えています。
また、散歩中の犬と飼い主さんに「かわいいですね」と声をかけ、少し撫でさせてもらうだけでも、十分に癒しの効果が得られると言われています。
アメリカの老人ホームでは「アニマルセラピー」として、犬を定期的に施設に招き、高齢者の認知症ケアやうつの予防に活用する事例が多く報告されています。
日本でも、小児病棟やリハビリセンターでの導入が進んでおり、犬とのふれあいが「薬では届かない部分」に作用していることが分かってきました。
🌸まとめ:癒しはすぐそばに
テクノロジーや情報に囲まれた現代社会。
便利さの中で、私たちは「温もり」と「今この瞬間」を忘れがちです。
犬とのたった5分のふれあいは、忙しい日常を一旦リセットし、心と体を取り戻す時間を与えてくれます。
スマホを置いて、公園で犬と目を合わせてみませんか?
優しいまなざしとふわふわの毛並みに、あなたの心がそっとほどけていく――そんな体験が、今日の元気につながるかもしれません。
コメントを送信