2026年も相次ぐ地震・豪雨・猛暑!自然災害から命と健康を守る7つの備え

「また地震が起きたの?」「こんな時期に台風が?」
最近、ニュースを見ながら、そんな不安を感じることはありませんか?
2026年も日本各地で地震や豪雨、台風などの自然災害が相次ぎました。
さらに今年の夏は、厳しい暑さも大きな話題になりました。
自然災害というと、建物の倒壊や浸水などの被害を思い浮かべがちです。しかし、忘れてはいけないのが災害による健康への影響です。
特に50代・60代以降は、持病の管理や体力の低下、避難生活によるストレスなどにも注意が必要です。
今回は、2026年のニュースを振り返りながら、自然災害から命と健康を守るために知っておきたいことをご紹介します。
1.2026年も自然災害が相次いだ日本
今年7月には熊本で地震が発生し、8月には千葉県で記録的な大雨がありました。
気象庁によると、2026年8月の千葉豪雨では、千葉市で日降水量の過去最多記録が更新されました。
また、西日本の夏の平均気温は、統計開始以来3番目の高さとなりました。
10月に入ってからも、台風30号と前線による被害が報告されています。
こうしたニュースから分かるのは、自然災害への備えは、夏だけ、台風シーズンだけのものではないということです。
季節にかかわらず、日常生活の中で備えておく必要があります。
2.災害で本当に怖いのは、その後の体調悪化?
地震や豪雨から無事に避難できたとしても、それで安心とは限りません。
避難所や車中泊など、普段と違う生活が続くことで、体調を崩す可能性があります。
例えば、長時間座ったままでいると、脚の静脈に血栓ができることがあります。
その血栓が肺の血管に詰まると、命にかかわる肺塞栓症を引き起こすこともあります。
いわゆる「エコノミークラス症候群」です。
予防するためには、こまめに水分を取り、足首を動かしたり、無理のない範囲で歩いたりすることが大切です。
また、避難生活では睡眠不足やストレス、感染症にも注意が必要です。
災害時は、けがをしないことだけでなく、避難した後も健康を維持することが重要なのです。
3.災害用の水、本当に足りていますか?
災害への備えとして、まず見直したいのが水の備蓄です。
政府広報では、飲料水などとして1人1日3リットルを目安に備えることを紹介しています。
最低3日分、できれば1週間分を用意しておくと安心です。
普段から水を少し多めに購入して、使った分だけ買い足す「ローリングストック」なら、無理なく続けられます。
水が不足すると、脱水を起こすだけでなく、トイレを我慢したり、水分摂取を控えたりする原因にもなります。
非常用トイレや衛生用品も一緒に準備しておきましょう。
なお、心不全や腎臓病などで水分制限を受けている方は、災害時の水分摂取についても医師に確認しておくと安心です。
4.薬を飲んでいる人は「お薬手帳」が大切
高血圧や糖尿病、心臓病などで毎日薬を飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
災害で自宅に戻れなくなったり、いつもの医療機関を受診できなくなったりすると、薬の継続が難しくなることがあります。
そんなときに役立つのが、お薬手帳です。
薬の名前や飲み方、アレルギー歴などが確認できれば、医療者が適切に対応するための重要な情報になります。
紙のお薬手帳だけでなく、スマートフォンで薬の情報を確認できるようにしておくことも一つの方法です。ただし、停電や通信障害に備えて、紙の記録も残しておくと安心です。
毎日服用する薬は、医師・薬剤師と相談して予備を確保し、定期的に使用期限を確認することも大切です。
5.避難できる体力、ありますか?
「もし今、避難してくださいと言われたら、すぐに動けますか?」
そんなことを一度考えてみましょう。
避難するときには、歩く力や階段を上る力、荷物を持つ力が必要になることがあります。
普段からウォーキングや軽い筋力トレーニングを続けておくことは、健康維持だけでなく、避難に必要な体力づくりにもつながります。
例えば、毎日の散歩や、椅子から立ち上がる運動など。
ただし、津波や洪水の危険が迫っているときは、体力に自信があっても無理をせず、早めに避難することが最優先です。
移動に不安のある方は、家族や地域の人と避難方法を相談しておきましょう。
6.南海トラフ地震、今どうなっている?
地震への関心が高まる中、気になるのが南海トラフ巨大地震です。
2026年10月7日、気象庁は南海トラフ周辺の地殻活動について、平常時と比べて大規模地震の発生可能性が相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていないと発表しました。
ただし、これは「地震が起きない」という意味ではありません。
南海トラフ巨大地震は、平常時でも発生の切迫性が高いと評価されています。
地震がいつ発生するかを正確に予測することはできません。
だからこそ、日頃から家具の固定、避難経路の確認、非常持ち出し袋の準備などを進めておくことが大切です。
7.今日からできる「健康を守る防災チェック」
自然災害に備えるために、今日から次のことを確認してみませんか?
- 飲料水と食品を最低3日分、できれば1週間分備えている
- 非常用トイレや衛生用品を準備している
- お薬手帳と常用薬の情報をすぐに持ち出せる
- 家族で避難場所や連絡方法を確認している
- 自宅周辺のハザードマップを確認している
- 普段から無理のない運動を続けている
- 避難生活での脱水や血栓症、感染症の予防方法を知っている
全部を一度に準備する必要はありません。
まずは、できることから一つずつ始めていきましょう。
まとめ|防災は、未来の自分と家族の健康を守ること
2026年も、さまざまな自然災害が日本各地で発生しました。
災害を完全に避けることは難しくても、日頃の備えによって被害を減らせる可能性があります。
そして、防災対策は非常食や防災グッズを用意することだけではありません。
普段から健康を管理し、必要な薬を把握し、体力を維持することも大切な備えです。
「災害に備えることは、自分と大切な家族の健康を守ること」
今夜、家族と一緒に防災用品や避難場所を確認してみませんか?
そんな小さな行動が、いざというときの大きな安心につながります。
参考情報・出典
記事に掲載した2026年の出来事は、以下の公的資料に基づいています。
この記事では、災害の発生事実は公表資料に基づき、健康対策は一般的な予防情報として紹介しています。個別の災害で特定の健康被害が発生したと断定するものではありません。
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