知っておこう!便秘のホントの話~お腹が教える健康サイン~
はじめに:「3日出てない…これって便秘?」
朝、鏡の前で「お腹、ちょっとポッコリしてない?」
そんなとき、ふと思うのが――「これって、便秘…?」
実は“便秘”の定義、意外と知られていないんです。
今回は、便秘の基本から種類、そしてなぜ放置しちゃいけないのか、楽しくやさしく解説します!
便秘って、どれくらい出なかったらそう言うの?
結論から言うと、**「3日以上便が出ない」**と一般的に便秘とされています。
でも、それだけではないんです!
日本消化器病学会の定義では、便秘とは:
「排便の回数や量が減り、排便が困難である状態」
つまり…
- 毎日出ていても「すっきりしない」「残っている感じ」があれば便秘
- コロコロ硬い便ばかりで「出した気がしない」も便秘
排便の**「頻度」だけじゃなく、「質」や「感覚」**も大事!
便にもいろいろある!ベンの種類を知ろう
「今日はなんだかスッキリしないなぁ…」
そう感じる日は、便の状態を観察してみましょう。
【ブリストル便形状スケール】をご紹介!
便は7つのタイプに分かれます。
タイプ | 状態 | 特徴 |
---|---|---|
1 | コロコロうさぎのフン状 | 超カチカチ!深刻な便秘タイプ |
2 | ソーセージだけどボコボコ | やや便秘気味 |
3 | ソーセージだけど表面にひび | 正常寄り、やや硬め |
4 | なめらかソーセージ型 | 理想の便! |
5 | ソフトで小さなかけら | ややゆるめ |
6 | ふわふわ・ドロっとした便 | 軽い下痢傾向 |
7 | 水のような便 | 完全に下痢! |
目指すは タイプ4!なめらかで形のある“するん便”♪
便秘になるとどうなるの?
「出ないだけでしょ?ちょっとくらい平気でしょ」と思ったら大間違い!
便秘は体と心の両方に悪影響を与えます。
【体への影響】
- お腹の張り(膨満感)
ガスがたまって苦しい… - 肌荒れ
腸内の悪玉菌が増え、有害物質が血流にのってお肌にダメージ。 - 食欲不振
お腹がいっぱいで何も食べたくない。 - 痔になるリスクUP
硬い便をムリに出そうとすると…(痛ッ!) - 腸閉塞や大腸憩室症の原因にも
【心への影響】
- イライラ・集中力低下
- 気分が落ち込む
- 「出ない不安」によるストレス増
腸は「第二の脳」とも言われるほど心とつながっているんです。
お通じが乱れると、生活のリズムそのものが乱れることも。
おわりに:お腹の声に耳をかたむけて
便秘は単なる「排便のトラブル」ではなく、体からのSOSサイン。
「たかが便秘」と軽く見ず、まずは便の状態を観察する習慣をつけましょう。
- 水分をこまめにとる
- 食物繊維をしっかりとる
- 適度な運動をする
- ストレスを溜めない
- トイレはガマンしない!
こうした日々の小さな積み重ねが、“スルッと快腸ライフ”への第一歩です♪
コメントを送信