前回、「花粉症って体の勘違いから起きてるよ」って話をしました。
でも、「そもそも花粉って、なんでそんなに飛んでるの?」「なんで花粉を敵だと思っちゃうの?」って疑問、ありますよね。
今回は、「花粉自体の正体」と「免疫がそれをなぜ敵とみなすのか」をわかりやすく解説します!
花粉って、スギやヒノキ、ブタクサなんかの植物が 自分の子孫を残すために出している“種のもと” みたいなもの。
風に乗って、遠くのメスの花に届いて受粉するために、ふわ〜っと空中を飛んでるんです。
だから、花粉自体は人間に対してなにも攻撃してくるわけじゃない。ただ空をふわふわしてるだけの、植物のメッセンジャー。
ここで登場するのが「免疫のクセ」です。
免疫は、ウイルスやバクテリアだけじゃなくて、体にとって“よくわからない異物”が入ってくると、すぐに警戒モードに入ります。
人によっては、この警戒レベルがちょっと高くて、花粉にも過剰反応しちゃう。
「これは変なやつだ!」って判断して、鼻水・くしゃみ・涙攻撃スタート💦
同じ場所に住んでて、同じ空気吸ってても「花粉症の人」と「そうじゃない人」がいるのは、免疫の反応しやすさ=体質の差によるもの。
ある人の免疫は「まぁ、あれくらい大丈夫でしょ〜」とスルーするのに、
別の人の免疫は「花粉!?やばいやばい、全力で排除!」って反応しちゃう。
この差が、花粉症を引き起こすかどうかの分かれ道になります。
次回は「免疫ってどんなふうに働いてるの?」をテーマに、
もっとわかりやすくボディガードの仕組みを解説していきます!💪✨