からだの健康

🌈 じょくそう治療は4つの柱でしっかりケア!

身近な家族が寝たきりになったり、入院中に長く同じ姿勢で過ごすと、心配になるのが 褥瘡(じょくそう)=床ずれ
聞いたことはあっても「どう治すの?」「どんなケアが必要?」って、意外と知られていませんよね 🤔

でも大丈夫!
褥瘡の治療はむずかしそうに見えて、実は 4つの柱 に沿って考えればとても分かりやすいんです 👍

介護している若い世代の方でも、すぐに使える知識としてまとめました✨


① 🛏 圧を減らす(除圧)— まずは“原因を取る”のが最優先!

褥瘡の原因で一番大きいのは、
👉 同じ場所にずーっと圧がかかって血流が悪くなること。

だから治療のスタートは「圧を取り除くこと」なんです。

💡 できること

  • 2時間ごとの体位変換
  • エアマットレスの使用
  • 車いすのときは30分ごとに姿勢を戻す
  • クッションで圧がかかる部分を守る

たったこれだけでも、赤みが引いたり、悪化を防いだりできます。
「向きを変える」って、実はめちゃくちゃ重要なんです🔥


② 💧 傷を保護して“乾かさない”ケア(ドレッシング材)

「傷は乾かすほうがいい」という考え方はもう古い時代。
今は 湿潤環境(しつじゅんかんきょう)で治すのが主流です!

使うものはこんな感じ👇

  • ハイドロコロイド
  • ハイドロジェル
  • フィルム素材
  • 銀(Ag)入りの抗菌タイプ

これらは、
🟣 傷の痛みを減らす
🟣 治るスピードを上げる
🟣 清潔を保つ

などメリットたくさん!
傷の深さに合わせて種類を選ぶので、医療スタッフと相談しながら使うと安心です✨


③ 🧼 感染を予防・治療する — 悪化を止める大きなポイント!

褥瘡の怖いところは 菌が入りやすいこと
特に高齢の方は免疫力が弱っているので、感染対策はとても大事🙆‍♀️

感染ケアの基本は次のとおり👇

  • 生理食塩水でやさしく洗浄
  • こまめなドレッシング交換
  • 必要なら抗生物質
  • 膿や黒い皮膚があれば、デブリードマン(壊死組織を取り除く処置)

感染すると、
⚠️ 痛みが強くなる
⚠️ 治りが遅くなる
⚠️ 発熱など全身症状に広がる

というリスクもあるので「ちょっといつもと違うな?」と思ったら早めに相談してくださいね。


④ 🍚 栄養をしっかりとる — 内側から“治る力”を上げる!

意外すぎるほど大事なのが 栄養
褥瘡は皮膚のケガなので、治るには栄養が必須なんです。

とくに必要なのは👇

  • 🍗 たんぱく質(体重×1.2〜1.5g/日)
  • 🥝 ビタミンC
  • 🥕 ビタミンA
  • 🥜 亜鉛

食が細めの方には、
ゼリータイプの栄養補助食品やプロテイン飲料を使うケースもあります。

「食べる力が落ちている人にこそ、栄養が薬になる」
これ、本当に大事な視点です✨


🏥 重症の場合は専門治療もあるよ

褥瘡が深くなった場合や治りにくい場合は、病院でこうした治療が行われます👇

  • 壊死組織の切除(外科的デブリードマン)
  • 陰圧閉鎖療法(VAC療法)
  • 皮膚移植や皮弁術

特に「陰圧閉鎖療法」は近年多く使われていて、治るスピードが早いと注目されています📈


🌟 まとめ:褥瘡治療は“4つの柱の組み合わせ”が大事!

褥瘡の治療はこれだけ覚えておけばOK👇

✔ ① 圧を減らす

✔ ② 傷を守って湿潤を保つ

✔ ③ 感染を防ぐ

✔ ④ 栄養で治癒力アップ

どれか1つだけではうまくいきませんが、全部をバランスよく組み合わせると、治りがぐんと良くなります✨

若い人が介護に関わる場面も増えているからこそ、
褥瘡ケアの基本を知っておくことは“未来の自分と家族のため”の大切な知識。

ぜひ今日から気軽に取り入れてみてくださいね🌼

Kenko

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