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節分は恵方巻きを食べて、健康に!

毎年2月3日の節分に食べる「恵方巻き」は、福を招く縁起の良い食べ物として広く親しまれています。恵方巻きは、七福神にちなんで7種類の具材を入れるのが伝統的で、「恵方を向いて無言で一本丸かじりすると願いが叶う」と言われています。しかし、実はこの恵方巻き、ただの縁起物ではなく、健康にも良いポイントがたくさんあるのです。今回は、恵方巻きを健康的に楽しむ方法をご紹介します。


1. 恵方巻きの健康効果

① バランスの良い栄養が詰まっている

恵方巻きの具材は、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランス良く含まれているのが特徴です。例えば、以下のような具材が健康に役立ちます。

  • マグロ・サーモン・エビ(たんぱく質・DHA・EPA):筋肉や脳の健康をサポート
  • 卵焼き(たんぱく質・ビタミンD):骨の健康維持
  • しいたけ・かんぴょう(食物繊維・ミネラル):腸内環境を整える
  • きゅうり(水分・カリウム):むくみ予防
  • 海苔(ミネラル・食物繊維):免疫力向上

② 食べる順番で消化を助ける

恵方巻きを食べる際、食物繊維が豊富な野菜や海藻を最初に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、消化をスムーズにすることができます。例えば、最初にかんぴょうやきゅうりを噛むことで、胃腸への負担を軽減できます。

③ よく噛むことで脳を活性化

恵方巻きを丸かじりすると、自然とよく噛むことになります。よく噛むことで唾液が分泌され、消化を助けるだけでなく、脳の活性化にもつながります。特に高齢者にとっては、認知症予防の効果も期待できます。


2. ヘルシーな恵方巻きの作り方

市販の恵方巻きは美味しいですが、ご飯の量が多くカロリーが高くなりがちです。そこで、自宅で健康的な恵方巻きを作るのがおすすめです。

ヘルシー恵方巻きのポイント

  • ご飯を減らして雑穀米や酢飯を使う(血糖値の上昇を抑える)
  • 具材に野菜やきのこを多めに入れる(ビタミン・食物繊維を摂取)
  • マヨネーズを控えてヨーグルトやポン酢で味付け(カロリーカット)

簡単レシピ例

《材料》(1本分)

  • 酢飯(白米+もち麦):150g
  • 焼き海苔:1枚
  • サーモン:50g
  • きゅうり:1/4本(千切り)
  • かんぴょう:適量
  • 卵焼き:1切れ
  • しいたけ煮:適量
  • 大葉:1枚

《作り方》

  1. 海苔の上に酢飯を広げる(端を少し空ける)。
  2. 具材を真ん中に並べる。
  3. 手前から巻きすでしっかり巻く。
  4. 形を整えて完成!

3. 恵方巻きを食べる際の健康習慣

① 2025年の恵方「西南西」を向く

毎年の「恵方」に向かって食べることで、心を落ち着けて食事を楽しめます。今年の恵方は 「西南西」 です。

② ゆっくりよく噛んで食べる

丸かじりする際も、一口ずつしっかり噛んで食べることで、消化を助け、満腹感を得やすくなります。

③ 塩分・糖分の摂りすぎに注意

市販の恵方巻きには、甘い味付けのかんぴょうや高カロリーなマヨネーズが使われていることがあります。カロリーや塩分を気にする場合は、自分で作るのがおすすめです。


恵方巻きは、栄養バランスが良く、よく噛んで食べることで健康維持にもつながります。今年の節分は、健康的な恵方巻きを楽しみながら、体も心も元気に過ごしましょう!

Kenko

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